MG3630の無線LAN設定の仕方

MG3630 パソコン
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無線LANに対応した複合機 MG3630を無線接続する手順です。

購入後の開梱から無線でスキャンができるところまでを書いていきます。

                 

開梱

 

購入したMG3630を開梱します。

梱包用のPPバンドをハサミで切って開梱すると、こんな感じで入っていました。
MG3630_01
段ボールから発泡スチロールを上に抜き取ろうとしても取れません。

仕方ないので箱から滑り出すようにして本体を取り出しました。

 

付属品は必要最低限のものが入っていました。
MG3630_02

  • インクカートリッジ
  • 電源コード
  • 取扱説明書
  • ソフトとか入ったCD

USBケーブルが入っていませんでした。

私は既にケーブルを持っているので不要ですが、そうでない人もいるので、「あったほうがいいのでは?」と思いました。コストカットの影響かもしれませんね。

なお、無線LAN設定を行うためにはUSBケーブルが必要となります。


プリンターのセットアップ&無線LAN設定

 

MG3630は無線LANに対応しています。

対応している規格は、2.4GHz帯を使用するIEEE 802.11b/g/nです。

自宅の無線LAN環境が2.4GHz帯の電波を使用していることを確認しておきましょう。

 

  1. 設置
    本体に張り付けられたフィルムやインクカートリッジ取り付け部にある発泡スチロールを取り払い、電源ケーブルを差し込み、設置します。



  2. ドライバダウンロード
    MG3630を使用するためのドライバをダウンロードします。
    キヤノンのドライバダウンロードサイトから、ドライバソフトをダウンロードします。
    私のPCはWindows 10(64bit)なので、Windows 10 (64bit版)を選択します。MG3630_03
    MG3630_04
    PIXUS MG3630 MP Drivers Ver. 1.00 を選択します。


    MG3630_05
    ダウンロードします。



  3. ドライバインストール
    MG3630_06
    ダウンロードしたファイル(私の場合、m68n-win-mg3600-1_00-ea34_2.exe)を実行します。



    次へ(N) をクリックします。


    MG3630_08
    はい(Y) をクリックします。


    MG3630_09
    USB接続でネットワーク設定を行う(U) にチェックを入れ、次へ(N) をクリックします。
    ※初回セットアップ時に無線LAN接続で使用する(W) を選択すると、「ネットワーク上にプリンターが見つかりません」と出ます。既にネットワークに参加したプリンターを探すときに、無線LAN接続で使用する(W) を選択するようです。
    この場合は、USB接続でネットワーク設定を行う(U) にチェックを入れ、次へ(N) をクリックします。
    MG3630_11


    プリンターとPCをUSBケーブルで接続し、プリンタの電源を入れます。
    MG3630_12


    プリンターが認識されるとこの↑画面が消え、↓の表示が順に出ます。 

    MG3630_15
    プリンターが受信できる無線ネットワークが表示されます。私は自宅の無線ネットワークのSSIDのANY接続を拒否(隠蔽)しているため、ここには表示されません。表示されているのはご近所さんのものだと思われます。
    SSIDを隠ぺいしていない場合は、このリストからSSIDを選択します。
    SSIDを隠している場合は、手動設定(M) をクリックします。


    必要項目を入力、選択していきます。
    SSID(S) :SSIDを入力します。
    暗号化方式(E):なし、WEP、WPA/WPA2 の中から選択します。
    その後、詳細設定(C) をクリックします。


    SSIDのPSK(事前共有キー)をパスフレーズ(P) に入力します。
    動的暗号化の種類(A) は自動しか選択できませんでした。
    OKを押すと、手動設定の画面に戻るので、接続(N) をクリックします。



    プリンターとの通信が始まります。

    プリンタードライバーが登録されます。

    処理が終わると、↓の表示になります。
    指示に従い、USBケーブルをPCから抜線します。
    次へ(N) をクリックします。


    セットアップが完了しました。
    セットアップ結果(V) を見てみます。

    ポート名とスキャナーの名前がMACアドレスのまんまだったので、変更します。
    CANONのベンダーコードであるF4-A9-97から始まるMACアドレスが入ってました。(気にならなければ変更しなくてもよいです。)

    ポート名の設定(P) をクリックすると変更できます。

    ポート名にプリンターの型式を入れました。




     
    無事、名前の変更が完了しました。

    続いてプリンター名です。
    Canon MG3600 series Printer (1コピー)という名前。
    これを変更します。

    プリンターのプロパティから名前変更します。

     
                 

 

スキャンテスト


スキャンができるかテストをします。
インストールされた、IJ Scan Utility を起動します。
MG3630_29

「おまかせ」を選んで適当にスキャンしてみます。





読み取り完了が表示され、終了をクリックすると読み取り結果を見ることができます。



MG3600のIPを固定する

  1. 管理パスワードの設定
    インストールされた、IJ Network Tool を起動します。
    MG3630_35
    設定できるプリンターのリストが表示されます。
    設定をするプリンターを選択し、詳細設定(C) をクリックします。
    MG3630_36
    IPの設定を行うには管理パスワードが必要です。
    詳細設定のウィンドウにてまずは管理パスワードを設定します。
    管理パスワードの設定が不要な場合は、管理パスワードを使用する(A) のチェックを外します。

    管理パスワード設定すると、現在の管理パスワードの入力を求められます。

    MG3630の管理パスワードの初期値はシリアルナンバーです。
    本体の背面に白色のシールが貼ってあります。

    パスワードの設定が無事終了すると、↓の表示が出ます。




  2. プリンターのIP固定
    TCP/IPの設定: にて、次のIPアドレスを使用する(U) のラジオボタンを選択し、
    IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力します。

    入力後、管理パスワードを入力します。



    はい(Y) を選択します。

    念のため、コマンドプロンプトでpingを打ってみます。
    大丈夫そうです。



Linux(Ubuntu)でも使えるようにしました

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