今回の転職活動のまとめを書いていきます。
※今となっては前職のことですが、現職と表記しています。
転職の理由
そもそも、なぜ転職しようと思ったか、その理由やきっかけを書いてみます。
- (自分にとって)新しい技術分野に携わりたい
現職では、組織規模やIT予算などの事情により、新しい試みがしにくい状況でした。
私はゴリゴリのエンジニアというわけではありませんが、システム部門に携わる人間としては新しい技術やサービスを使って、業務の効率化を図ったりする提案をしていきたかったですし、それらに触れられる環境に身を置いていたいと思うようになりました。 - 待遇を改善したい
ギリ20代で入社した当初は、給与や福利厚生、ネームバリューの面で安心できる企業に入社できたことを喜びました。
数年たち、わずかに昇給しました。その間に子供ができ、会社の将来性や家族の将来のことを考えてみるとこのまま勤め上げるのは難しそうだと感じました。
あと社内SEや情シス部門の募集案件が増えてきたきがします(売り手市場?) - 同期が転職した
私と入社時期がほぼ同じという同期がいました。
その同期が転職し、業務内容や待遇の話を聞いたことで、転職活動を始めようと思いました。
上を見たらキリがないですが、かなりの好待遇だったので、私ももしかしたらいけるかも!?と思い始めましたw
転職の目標
目標なく転職活動はできないので、ざっくりですが目標を決めました。
- やってみたい技術分野やポストがあること
SIerや社内SEで経験したことを活かしつつ、自分にとって新しい経験ができる募集を探します。 - 会社の事業内容に将来性を感じること
未来のことはだれにもわかりませんが、安心して働くには会社の安定性も重要になってきます。 - 現職より待遇が良いこと
家族がいるので、いろいろとお金が必要です。。。
年収としては、現職の1.5倍を目指します。
つまるところ、現職にないものを目標としました。
転職活動の結果
転職活動の結果を書いていきます。
以前の記事でも書きましたが、結果としては大成功でした。
その理由は自分の目標が達成されたためです。
具体的には、魅力的な業務内容と事業内容の将来性、そして満足のいく待遇を提示されたためです。
いろいろありましたが、縁あって入社することができてとてもうれしく思います。
想定年収としては1.5倍くらいになりました!
サマリ
何件応募して、内定貰ってといった転職活動のサマリを書いていきます。
応募 | 87社 |
書類選考通過 | 57社 |
内定 | 5社 |
選考辞退 | 9社 |
- 応募
後述しますが、転職エージェントから『募集はたくさんあるので、たくさん応募してみてください』とのアドバイスを受けたこともあり、今回の転職活動は量をこなしてみました。
私自身も転職活動に時間を割けるのはもしかするとラストチャンスかもしれないと思い、その提案に乗っかりました。
応募はポチっとすればすぐできるので手軽ですが、毎日のように面接が入ったりして、1社1社の特徴などをつかむ時間が取れず、面接時の逆質問等でも薄っぺらい質問しかできませんでした。
本当に入社したいと思える会社以外応募する必要はないですね(当たり前か) - 書類選考通過
応募してみると書類選考は予想以上に通過した印象があります。
自分の経験と募集案件のギャップ、履歴書、職務経歴書といったドキュメントの内容にも大きな問題はなかったと言えるのではないかと思いました。
さまざまな経験を積ませてくれた現職の会社に感謝です。 - 内定
一次面接落ち、二次面接落ち、最終面接落ちせずに内定までもらえた企業は5社でした。
そのうち3社は情報システム部門の仕事、2社はSIerの仕事でした。
私の希望は事業会社のシステム部門なので、実情としては2社からの内定がもらえたことになるかと思います。 - 選考辞退
書類選考を通過し、いざ一次面接をしてみるといろいろ分かることがあります。
『あっ、この会社ヤバそう』や『業務内容が自分に合わなそう』という会社は辞退させていただきました。
使用した転職サイト
今回の転職活動は複数のサイトを使用しました。
自分の希望企業と遭遇するためです。
使ってみた感想を書いていきます。
※当然ながら個人的な感想です。
- GEEKLY
今回の転職活動で初めて使用しました。
転職エージェントと初回面談をし、『たくさん応募しましょう』とアドバイスを受けました。
最終的にはその方針はやめましたが。。。
履歴書、職務経歴書を作成しておけば、応募企業への志望理由は書かなくても応募できる(エージェントが推薦文を書いてくれる)ので、とても楽ちんでした。
案件としては、自分の希望する社内SEや情シス案件が多くあり、大企業からベンチャーまで多種多様でした。
働きながらの転職活動はいろいろ事務作業に時間がとられるので、エージェントを利用するメリットはこの点においてはあると思います。
非公開の案件を見ることができるので、自分の希望職種で求められるスキルや経験を知るという点でも利用する価値はあるかと思います。
私はやりませんでしたが、担当エージェントが自分に合わないときは交代を希望できるのもGOODです。
エージェントとのやり取りがメールなのが少し面倒です。
今回52社応募、内定3社。 - DODA
いちばん古くから使っている転職サイトです。
今回の使い方は、プレミアムオファー待ちでした。
経験とスキルが低いときにはほとんど来ませんでしたが、ある程度スキルと経験が溜まってきたら、WEB経歴書をアップデートします。
そうすると『ちょっと話を聞いてみたい』と思えるようなプレミアムオファーが頻繁に届くようになりました。
プレミアムオファーを出す企業はDODA上では非公開の案件が多い印象があり、募集企業側はプレミアムオファーメールにコストを払っています。そのため、確度も高いと思います。
面接は確約されていますし、良い案件もあるので、プレミアムオファー待ちという転職活動もありだと思います。
ちなみに今回の転職活動で入社を決めた会社は、DODAのプレミアムオファー企業です。
企業とのやり取りはサイト内のメッセージ機能を使うので楽。
今回11社応募、1社内定。 - Green
同期が転職した企業の募集案件が掲載されているサイトだったので、『応募してみなよw』と言われ登録してみました。
結果としては書類選考落ちだったので、改めて同期が転職した企業の敷居の高さを感じました。
同期には『リファラル採用があったらお願いしますw』と伝えました。
案件としてはベンチャー系企業が多い印象があります。
企業とのやり取りはサイト内のメッセージ機能を使うので楽。
今回6社応募、内定なし。 - レバテック
今回の転職活動で初めて使用しました。
他の転職サイトでも見かける企業が多く、あえてここを使わなくてもよかったなと思い、ほぼ使いませんでした。
ベンチャー系が多めな印象。
今回1社応募、内定なし。
※選考辞退しました。 - ワークポート
今回の転職活動で初めて使用しました。
応募したい企業がワークポートにしかなかったため登録。
GEEKLYをメインで使用していることを伝えていたせいか、担当者はあまりガツガツしておらず、純粋に転職活動のアドバイスをしてくれた印象があります。
GEEKLYにない非公開の案件も多く、複数の転職サイトを利用するメリットを感じられました。
大~中企業の案件が多い印象です。
エージェントとのやり取りはサイト内のメッセージ機能で行います。
今回15社応募、1社内定。 - ビズリーチ
2年くらい前に登録だけしておいて寝かせておいたサイトです。
すべての機能を使うためにはお金を払わないといけないので、ちょっと微妙。
しかしながら、ここにしかない案件もあるので登録はしておいてもいいかもしれないです。
今回1社応募、内定なし。
※選考辞退しました。
転職活動期間
今回の転職活動は、4月の下旬~8月末までの4カ月強の期間で行いました。
転職活動開始から退職までやったことを簡単に振り返ってみます。
- 4月
DODAのWEB履歴書の更新。
職務経歴書のアップデート。 - 5月
GEEKLYへの登録、初回面談実施。
→たくさん応募することを勧められる。
下旬から複数企業との面接が開始する。
ワークポートに登録。
面接練習として応募したSIerから内定をもらうものの条件が残念。 - 6月
GEEKLYで第一希望だった企業から不採用通知が来てガッカリ。
GEEKLYで第二希望だった企業からは内定が来たが、条件が残念。
→福利厚生が現職より悪く、年収が数十万増えるのみ。
ここで転職活動を止めるか悩むが、続行!
職務経歴書をさらにアップデート。 - 7月
早く現職を退職したくて少し焦り始める。
たくさん応募して数をこなす方針はやめる。
面接練習という意味では、たくさん応募は私のような口下手には役に立つが、希望企業から内定をもらうためには、もう少し時間をかけて企業研究をしなければならないと思い、方針転換をした。
入社を決めた企業からプレミアムオファーがくる。
→カジュアル面談ということで、会社概要や想定年収、採用スケジュールとか教えてくれて、他マッチングしそうだったので応募した。 - 8月
GEEKLY、DODA、Greenで応募した数社の面接を丁寧にこなし、すべて最終面接まで進む。
入社を決めた企業から内定通知をもらう。
条件通知書の説明のためのオファー面談を実施し、内容の良さにグッとくる。
これ以上の条件はもう出ないと判断し、他の面接を控えていた企業にはお断りをする。
GEEKLYとワークポートのエージェントに転職活動の終了を伝える。
妻喜ぶ。
現職の会社に退職意思と時期を伝える。 - 9月
業務引継ぎを行うが、引継ぎドキュメントを準備していたので引継ぎはスムーズに完了。
困ったらドキュメントを見ればOKなレベルまで落とし込んだので、OJTが必要な業務以外は引継ぎにほぼ時間がかからない。
有給消化しつつ退職完了。
うまくまとめられていませんが、いったん書き出してみました。
思い出したことがあれば書き足します。
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