AWS認定クラウドプラクティショナーに合格したので勉強から受験までを振り返る

資格・検定
この記事は約9分で読めます。

 

AWSの認定資格であるクラウドプラクティショナーに合格できたので、体験記的なものを書いてみようと思います。

 

これから受験を考えている方のお役に立つことができたならとてもうれしいです。

 

ちなみに今回は無料で受験できたので、それについても触れていこうと思います。

 

 

 

                 

AWS Certified Cloud Practitionerについて

今回受験した資格試験である、AWS Certified Cloud Practitionerについてです。

リンクを張っておきます。

AWS Certified Cloud Practitioner 認定 | AWS 認定 | AWS
AWS Certified Cloud Practitioner を取得することで、クラウドへの理解と基礎的な AWS の知識が認定されます。この認定の詳細と、試験の準備に役立つ AWS トレーニング...

問われること

公式ドキュメントがありますのでリンクを張っておきます。

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-cloud-practitioner/AWS-Certified-Cloud-Practitioner_Exam-Guide.pdf

試験概要と受験料

試験概要

  • 試験番号:CLF-C01
  • 試験形式:CBT
  • 問題形式:選択式(複数の選択肢から1つまたは複数を選択し回答する)
  • 問題数:65問
  • 試験時間:90分
  • 合格点:1000点満点中700点以上

 

受験料

  • 11,000円(税別)

 

申し込み

  • ピアソンVeu
  • PSI(2023年からは配信停止)

 

結果

 

合格

 

775点

 

 

 

AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集

受験のきっかけ

環境が変わった

 

今年転職しました。

前職からAWSを使った社内システムの開発、運用していましたが、正直AWS自体に触れる機会はほとんどない状態でした。

AWSのサービスもEC2、S3、EBS、ELB、VPCといった言葉を見聞きするのみでした。

 

それではいけない!と思い、クラウドプラクティショナーより上位資格のソリューションアーキテクト(SAA)の勉強を始めようと、セール時にUdemyで教材を購入したものの、熱は冷め、そのまま放置していました。。。

 

転職先はAWSをゴリゴリ使っていく環境だったので、資格取得への熱が高まったというのが1つ目のきっかけでした。

 

 

AWSome Day Online Conferenceを知る

 

さて、もう一つのきっかけは、AWS公式のイベントが開催されることを知ったためです。

そのイベントは、『AWSome Day Online Conference』です。

AWSome Day Online Conference | AWS 初心者向けオンラインイベント
「AWSome Day Online Conference」は、AWS クラウドジャーニーのはじめの一歩として、AWS に関する基礎知識を 3 時間で体系的に学ぶ無償のトレーニングイベントです。AWS...

 

3時間ほどのイベントですが、AWSの初心者にわかりやすくサービス紹介をしてくれます。

しかも、希望者には『AWS Certified Cloud Practitioner 割引バウチャー』がプレゼントされるのです。

 

ご存じかもしれませんが、AWSの資格試験は合格すると、次のAWS認定資格の申し込み時に50%オフとなるバウチャーが発行されます。

つまり、CLFに合格すれば、SAAを半額で受験できるんです。

 

AWSサービスを学習したい、SAAをそのうち受験したい、受験料はできるなら安く抑えたいという私のニーズに完全に答えてくれる素晴らしいイベントでした。

 

11月に行われたこのイベントに参加し、11月末には100%割引バウチャーをいただけました。

 

この情報を知らなければ、実際に勉強行動に移せなかったかも。。。

 

 

勉強方法

AWSome Day Online Conferenceに参加し、学習意欲が高まってきました。

でもどうやって勉強していこうか?

 

諸先輩方のブログやQiitaを見て自分の学習方法を決めました。

 

  • 教科書:Udemy、Ping-t

    Udemyのほうは『【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座』というSAA向きもの。

    購入履歴を見たら、2019年に1,200円で購入していたようです。

    Ping-tもSAAが対象ですが、そのうちSAAも受験するから。。。ということでこれらで学習をすることにしました。


    Udemyのほうは途中まで閲覧したことがありました。

    丁寧なつくりになっているため、私のように我慢強くない人間からすると長すぎで退屈してしまいます。

    そのため、Ping-tで問題を解き、解説を読んでAWS(SAA)を理解し、補足教材としてUdemyを使うようにしました。

    Ping-tの使用は、CLF-C01対策としてはオーバーワークになりますが、SAAの受験も想定しているのでそこは問題なしです。

    結果的にUdemyのこの講座を閲覧したのは2回くらいで合計30分くらいでした。

    SAAを受験するときにはもう少し活用していきたいです。

  • 問題集:AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説、Udemy

    AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説は、誤字脱字が多く解説も微妙なことが多いのですが、数少ないCLFの問題集なので我慢して使用しました。

    通勤時に電車の中で問題を解き、体にAWSのサービスを染み込ませていくような感じでやっていきました。

    子供の寝かしつけが終わり元気があれば夜な夜な問題を解く。

    そんな感じで合計で6周くらい問題を解きました。


    Udemyは、『【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(8回分520問)』という教材を購入しました。1,600円。

    こちらは仕上げという意味で模擬試験(基本レベル①)と模擬試験(基本レベル②)を2周しました。

    初回から7割以上は取れていたのでやや安心しました。




    学習期間は1.5カ月くらいです。

    時間だと30時間くらいかな?知らんけど。


 

受験申込


ピアソンVeu経由でテストセンターでの受験をすることにしました。

本当はもっと早く受験したかったのですが、年末の受験となりました。

 

ピアソンVeuでの申し込み時にいつも思うのですが、複数のテストセンターの空きスケジュールを見ながら、テスト日時を決定したいです。

テストセンターを決定してからでないと空きスケジュールが確認できないので、ページ遷移が多くなるのが地味に面倒に感じます。私だけでしょうか?

 

AWSome Dayでもらったバウチャーを使用して、100%割引を確認!

 

いよいよです。

 

 

(模擬問題付き)徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書 第3版[SAA-C03]対応

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

受験

 

テストの前は最後の追い込みをする時間が欲しいところですが、試験当日に子供が風邪をひき、病院に連れて行き、薬局で薬を受け取ったらもうすぐ予定時刻になってしまいました。

子供の風邪は仕方がありません。コロナウィルスやインフルエンザではないと診断されただけGoodJobです。幸いなことにぐったりともしておらず、食欲もあり、見た目はいつも通りの元気さ。

 

「不合格になってもバウチャーを使った受験だしいいや」と思いながら、財布とスマホだけ持ってテストセンターへ向かいました。

 

予定時刻にテストセンターに到着。

 

受験同意書にサインをし、2種類の身分証明書を提示し、写真撮影をしたら、ロッカーのカギを受け取ります。

 

ロッカーに荷物を入れて待ちます。
ロッカーが狭いので荷物が少なくてよかった!

30秒もしないうちに、メモ用のホワイトペーパーを渡され、自分の席に案内されます。

 

平日にもかかわらず会場には多くの人がいました。

たぶん8割くらいの席が埋まっていました。

 

パソコンに表示された自分の名前を確認し、試験の規約に同意し、試験開始です。

 

画面の右上には現在の問題番号と残り時間が表示されます。

相変わらずボロボロのフォントに懐かしさを覚えます。

パソコンは使い古されたもので、マウスのカーソルの動きが鈍く、少し戸惑いました。

 

AWSの試験では、前の問題に戻ることができます。後で見直すというフラグを付けることもできました。

ただ、後で見直すを付ける問題って、自分の中に決め手がないから迷うことが多いので、個人的にはあまり意味がない。わからないものはどう頑張ってもわからないのです。

後で見直すは4問だけ付けました。

 

さて、試験の問題としてはおおむね予想通りの難易度でした。

問題集のレベルに近いものが6割くらい、問題集より難易度高そうなものが4割くらいという感覚でした。

問題文は少し長めでしたが、AWSのサービスを答える単純なものが多かったので助かりました。

 

試験は90分ですが、わからない問題は悩んでも答えられないので、さっさと諦めます。

65問回答し終えると、AWSから試験に対してのアンケート数問がありました。

それに回答すると試験結果が表示されます。

 

合格

 

この文字が見えました。

どうせ受付でレポートもらえるからと思い、合格の文字を確認したらすぐに次の画面へと進めました。

 

試験会場を退室し、受付に行きます。

「レポートが出ていますので、受け取りのサインと現在の時間を記入してください」と案内されます。

試験会場到着から30分くらいで退室までしたことになります。

いままで、CCNA、LPIC、ITIL、Azureと受験してきましたが過去最短だと思います。

昔に比べてあきらめの良さが向上してきましたw

 

裏返しで渡されたレポートを見ます。

 

 

点数も合否も載ってねええええええええええええええええええ

 

 

自分が見た合格は本当だったのか?

もしかして不合格だったのではないか?

 

もやもやしながら帰宅します。

 

 

 

 

 

試験履歴の確認

 

受験結果とスコアを確認するにはAWS 認定のページで確認するほかありません。

 

ここへの結果反映は最大で5営業日かかるとのこと。

年末なんですが、もしかして年越しますかね?

 

明日にでも確認してみるか。。。と思ったら夜9時過ぎにCredly <admin@credly.com>ってところからメールが来ました。

 

 

お?

 

 

 

AWS 認定のページを見てみると、最近のアクティビティに『AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C01)』と表示されていました!

 

受験履歴のページを見ると、評価:合格の表示とスコアレポートのダウンロードができるようになっていました。

 

スコアレポートを見て、775点という点数を確認できました。

もう少し高得点だとうれしいけど、合格には違いないので満足です。

 

よーし、これでSAAに向かって学習できる!

 

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