Windows向け IP固定化バッチとDHCP化バッチ

Windows
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情報システム部門で働いている方は分かるかもしれませんが、端末のIPを固定化するシーンがあります。

数台程度であればGUIでチマチマと手動設定しますが、ある程度台数がある場合に手動で設定するのは面倒ですし、ミスの可能性も高くなります。

そのようなときはバッチを作成しておけばミスを少なくできますし、使用頻度が少なくても準備しておけばいつかは役に立つかも。

 

                 

使い方

  1. コマンド群をコピーし、メモ帳に張り付ける。

  2. メモ帳を名前つけて保存する。

  3. 保存したメモ帳の拡張子を.batに変える。

  4. 管理者権限で実行する

IP固定バッチ

 

 

実行環境に合わせて各パラメータは変更してください。

内容は次の通り。

  • インターフェース名は『ローカル エリア接続』
  • IPは192.168.1.10に固定
  • サブネットマスクは255.255.255.0
  • ゲートウェイは192.168.1.254
  • プライマリDNSは8.8.8.8で、検証なし。
  • プライマリDNSは8.8.4.4で、検証なし。

 

バッチ実行後のipconfig /allの結果

※インターフェース名:Wi-Fiで実行してみました

DHCP化バッチ(DNS指定なし)

 

 

実行環境に合わせて各パラメータは変更してください。

内容は次の通り。

  • インターフェース名は『ローカル エリア接続』
  • IPアドレスはDHCPで設定
  • DNSはDHCPで設定

 

バッチ実行後のipconfig /allの結果

※インターフェース:Wi-Fiでバッチ実行してみました

DHCPによるIP設定のため、IPの取得日時やリースの有効期限が表示されています。

リース期間が大分短いですね。。。

DHCPサーバーとして機能しているRT-AX56Uの設定を変更しておこうと思います。

DHCP化バッチ(DNS指定あり)

企業や組織では、DNSが自社内のDNSサーバーに指定されていることも多いと思います。

IPアドレスはDHCPで設定し、DNSは指定するというバッチです。

 

実行環境に合わせて各パラメータは変更してください。

内容は次の通り

  • インターフェース名は『ローカル エリア接続』
  • IPアドレスはDHCPで設定
  • プライマリDNSは8.8.8.8を指定、検証なし
  • セカンダリDNSは8.8.4.4を指定、検証なし

言うまでもないのですが、IP変更をすると接続がいったん切れます。

在宅勤務が増えていますが、遠隔でうっかりバッチ実行してしまうと設定値が誤っていた場合、そのまま接続できなくなる可能性があるので気を付けて使うのがポイントです。

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