知り合いが、『自分のPCのWindows10のアップデートができなくて困っているので
見てほしい』と言ってきました。
何が原因か、どうすればアップデートできるかはパソコンを預からないとわからないので、一時預かりで様子を見てみました。
問題のPC
Windows10のアップデートができないPCは次のものでした。
メーカー:Lenovo
モデル:IdeaPad L340
CPU:AMD Ryzen7 3700U 2.30GHz
メモリ:8.00GB
ストレージ:SSD256GB
OS:Windows10 Home 64bit(バージョン1909)
2019年発売の製品で、サクサク動く良いPCだと思いました。
状況
さっそく設定からWindows Updateを実行してみます。
Windows10 バージョン1909は既にサポート終了となっているバージョンなので、『お使いのバージョンのWindowsは、サービス終了しました。』と表示が出ていました。
私はこの表示を見たのは初めてなので、新鮮な気持ちになります。
アップデートの準備がサクサク進むので、問題なさそう。。。
と思ったら。
エラーが出ました。
エラー 0xc1900223
当然、このまま再試行しても結果は変わらずエラーになります。
Windowsのエラーコードは原因を突き止めるのが難しいので、対処も難しくなります。
やったこと(失敗)
先述の通り、エラーコード0xc1900223でGoogle検索しても、あてはまりそうな原因を探すことはできませんでした。
アップデート失敗の原因がウィルス対策ソフトであることがある、と聞いたことがあるので、インストールされていたウイルスバスター クラウドを終了してからWindows Updateの再試行をしましたが、結果は変わらずでした。
これ以上の原因追究は時間がないので諦めました。
やったこと(成功)
アップデートが失敗する原因は分からなくても、別のアプローチでアップデートができないかを調べてみたところ、方法がありました。
それは、『Windows10の更新アシスタント』というツールです。
このツールをダウンロードして更新作業を進めたところ、時間はかかったもののすんなりとバージョン21H2に更新できました。
その後は、通常通りのWindows Updateで各種プログラムの更新もできました。
最後は、Lenovoのファームウェア更新(6回くらい再起動した)まで行い、最新の状態にして完了です。
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これで知人にパソコンを返却してあげることができます。
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