AWSでEC2構築後、sshで接続して初期設定を行うことがあると思います。
私はこれまでTera Termを使用して接続していたのですが、Amazon Linux2023へは接続できませんでした。
接続できるようにする方法が分かったのでメモしていきます。
環境
Tera Term v4.106
Amazon Linux 2023の設定変更
- Power ShellでAmazon Linuxに接続する
私の環境の場合、Windowsで標準インストールされているPower ShellがSSHで接続できました。
1ssh ec2-user@XXX.XXX.XXX.XXX -i .\XXXXXX.pem - 現在の暗号化ポリシーを確認する
管理者権限へ昇格します。
1$ sudo su -
以下のコマンドを実行してポリシーを確認します。12# update-crypto-policies --showDEFAULT - 暗号化ポリシーを変更する
以下のコマンドを実行してポリシーを変更します。
12# update-crypto-policies --set LEGACYSetting system policy to LEGACY Note: System-wide crypto policies are applied on application start-up. It is recommended to restart the system for the change of policies to fully take place. - OSを再起動する
1# reboot - Tera Termで接続確認する
12345678910, #_~\_ ####_ Amazon Linux 2023~~ \_#####\~~ \###|~~ \#/ ___ https://aws.amazon.com/linux/amazon-linux-2023~~ V~' '->~~~ /~~._. _/_/ _/_/m/'接続できました!
原因
接続先のOS(今回の場合はAmazon Linux2023)のSSH サービスにて ssh-rsa がデフォルトで無効にされいることが原因です。
ssh-rsa って非推奨になっているみたいです。
そのため、Power ShellのようにOSの暗号化ポリシーを変更しなくても接続できるSSHクライアントを使用したほうがよさそうです。
確認された脆弱性をそのままにしておくのは良くないですからね(支援士の勉強で身についた)
なお、この記事をあたためすぎている間に、Tera Term5が公開され、問題なく接続できるようです。
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