Raspberry Pi 4でWindowsファイルサーバーを構築

Linux
この記事は約5分で読めます。

 

Raspberry Pi 4でWindowsからアクセスできるファイルサーバーを作ってみました。

 

以前も今回同様にsambaでファイルサーバーを作りましたが、構築後は頭からきれいさっぱり構築手順が消えてなくなります。

 

ということでちゃんとメモしときます。

 

 

                 

環境

 

  • Raspberry Pi 4



  • USB経由でSDカードマウント済み

 

 

SDカードマウント~フォーマット

 

SDカードのマウントとフォーマットについては以前の記事を見てください。

なお、使用しているSDカードは32GBのものに変更しました。

ファイルサーバー作成

今回は、パスワードなしでアクセスできるものと、ユーザー認証が必要なものの2種類を作成しました。

 

パッケージ インストール

必要なパッケージをインストール

 

 

バージョン確認

 

 

パスワードなしでアクセス可能なファイルサーバーの作成

ディレクトリ作成

※root権限で作業してます。

ディレクトリ作成

 

 

ディレクトリの所有者確認

 

作成した/home/sambaの所有者がrootになっているので、”nobody nogroup”に変更します。

ディレクトリの所有者変更

 

再度、ディレクトリの所有者確認

無事、所有者変更ができました。

 

 

設定ファイルのバックアップ

 

バックアップのために、/etc/samba/smb.confをコピーしときます。

 

 

編集内容

shareという名前でパスワードなしでアクセスできるファイルサーバーを設定しました。

 

サービス再起動

アクセス確認

 

Windows10からアクセスしてみます。

『share』が表示されました。

 

 

パスワードなしでアクセスでき、ファイルの書き込みもできました。

 

書き込んだ内容をRaspberry Piから見ることもできました。

意味のない文字列ですが。。。

 

既存ユーザーをsambaアクセスユーザーとして設定する

今回はユーザー:piをsambaアクセス可能なユーザーとして設定します。

先ほどのだれでもアクセス可能なディレクトリとは異なるディレクトリに、piのみアクセス可能なファイルサーバーを設定します。

 

 

 

ディレクトリ作成

せっかくSDカードをマウントしているのでSDカード内にディレクトリを作成しました。

 

/etc/samba/smb.confの編集

/etc/samba/smb.confに以下の内容を追記します。

/etc/samba/smb.confをcatした内容

piをsambaアクセスできるようにする

 

 

サービス再起動

アクセス確認

感想

sambaでファイルサーバーを作ったことは何度かあるのですが、参考にするページによって記述内容がいろいろありとても迷います。

まあそれだけsambaで実現できることが多く柔軟性の高い仕組みということだと思います。

勉強することはまだまだたくさんあるのでコツコツと続けていこうと思います。


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