OCN光から楽天ひかりに回線切り替えしたときのsyslogを見てみる

先日、OCN光から楽天ひかりに回線を切り替えました。

ルーターログを記録するためのsyslogサーバーがあるので、回線切り替え時に何が起こったのかを振り返ってみます。

Endeavor NP15にUbuntu 20.04.1 LTSをインストールし、さっそくSyslogサーバーを構築してみました。 Raspberry PiでSyslogサーバーを構築したときより、かなりすんなり構築できました。そして管理しやすいようにログの出力場所も設定してみました。

PPPoE関連のログ

syslogからPPPoE関連のログのみを出力してみました。
（正確にはpppdでgrepしただけなので、ほかにも関連するログはあると思います。）

↓各ログについて調べました。誤りがあるかもしれないので注意。

# 回線切り替えを行った12時09分のpppdという文字列が存在しているログのみを出力している
# pppd[]のカッコ内はプロセス番号

Jul 12 12:09:21 RT-AX56U pppd[2118]: Hangup (SIGHUP)　　　　　　　　　　　　　　　　     　　　←回線切断開始（シグハングアップと呼ぶ）
Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Connect time 10326.6 minutes.　　　　　　　　　　     　　←PPP接続をしていた時間(分)を示す。PPP切断時に表示される。
Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Sent 2668530450 bytes, received 3387495843 bytes.　     　←PPPで送受信したbytes数を示す。PPP切断時に表示される。 
Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Terminating on signal 15　　　　　　　　　　     　　　　 ←PPPが切断されることを示す。
Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Connection terminated.　　　　　　　　　　　     　　　　 ←PPPの切断を示す
Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Sent PADT　　　　　　　　　　                         　　←PPPoEが終了したことを示す。（PADT = The PPPoE Active Discovery Terminate）
Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Exit.　　　　　　　　　　　                             　←プロセス終了
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29493]: Plugin rp-pppoe.so loaded.　　　　　　　　　　　  　     ←LinuxでPPPoE接続を行なうためのプログラムをロード
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29493]: RP-PPPoE plugin version 3.11 compiled against pppd 2.4.7 ←RP-PPPoEのバージョン
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: pppd 2.4.7 started by [ユーザー名], uid 0　　　　　　　　←プロセス開始
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: PPP session is [10進数表記] ([16進数表記])　　　　　　　 ←PPPoEのセッション番号
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: Connected to [MACアドレス]via interface eth0　　　　　　 ←インターフェース名：eth0を経由して[MACアドレス]に接続
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: Using interface ppp0　　　　　　　　　　　　             ←ppp0というインターフェースを使う
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: Connect: ppp0 <--> eth0　　　　　　　　　　　          　←ppp0とeth0が接続されている
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: CHAP authentication succeeded　　　　　　　　　　　    　←CHAPによる認証成功
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: CHAP authentication succeeded　　　　　　　　　　　    　←CHAPによる認証成功
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: peer from calling number [MACアドレス] authorized　　　  ←PPPoE接続時に認証した装置のMACアドレスを示す
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: local  IP address [IPアドレス]　　　　　　　　　　　   　←local IPアドレス（自分が使用しているグローバルIPアドレスっぽい）
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: remote IP address [IPアドレス]　　　　　　　　　　　   　←よくわからない（接続先機器のIP？）
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: primary   DNS address 163.139.230.168　　　　　　　　　  ←使用するプライマリDNS（フレッツのDNSらしい）
Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: secondary DNS address 163.139.21.197　　　　　　　　　　 ←使用するセカンダリDNS（フレッツのDNSらしい）

# 回線切り替えを行った12時09分のpppdという文字列が存在しているログのみを出力している

# pppd[]のカッコ内はプロセス番号

Jul 12 12:09:21 RT-AX56U pppd[2118]: Hangup (SIGHUP)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←回線切断開始（シグハングアップと呼ぶ）

Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Connect time 10326.6 minutes.　　　　　　　　　　　　←PPP接続をしていた時間(分)を示す。PPP切断時に表示される。

Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Sent 2668530450 bytes, received 3387495843 bytes.　　←PPPで送受信したbytes数を示す。PPP切断時に表示される。

Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Terminating on signal 15　　　　　　　　　　　　　　 ←PPPが切断されることを示す。

Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Connection terminated.　　　　　　　　　　　　　　　 ←PPPの切断を示す

Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Sent PADT　　　　　　　　　　　　←PPPoEが終了したことを示す。（PADT = The PPPoE Active Discovery Terminate）

Jul 12 12:09:22 RT-AX56U pppd[2118]: Exit.　　　　　　　　　　　　←プロセス終了

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29493]: Plugin rp-pppoe.so loaded.　　　　　　　　　　　　 ←LinuxでPPPoE接続を行なうためのプログラムをロード

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29493]: RP-PPPoE plugin version 3.11 compiled against pppd 2.4.7 ←RP-PPPoEのバージョン

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: pppd 2.4.7 started by [ユーザー名], uid 0　　　　　　　　←プロセス開始

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: PPP session is [10進数表記] ([16進数表記])　　　　　　　 ←PPPoEのセッション番号

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: Connected to [MACアドレス]via interface eth0　　　　　　 ←インターフェース名：eth0を経由して[MACアドレス]に接続

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: Using interface ppp0　　　　　　　　　　　　 ←ppp0というインターフェースを使う

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: Connect: ppp0 <--> eth0　　　　　　　　　　　　←ppp0とeth0が接続されている

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: CHAP authentication succeeded　　　　　　　　　　　　←CHAPによる認証成功

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: peer from calling number [MACアドレス] authorized　　　 ←PPPoE接続時に認証した装置のMACアドレスを示す

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: local IP address [IPアドレス]　　　　　　　　　　　　←local IPアドレス（自分が使用しているグローバルIPアドレスっぽい）

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: remote IP address [IPアドレス]　　　　　　　　　　　　←よくわからない（接続先機器のIP？）

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: primary DNS address 163.139.230.168　　　　　　　　　 ←使用するプライマリDNS（フレッツのDNSらしい）

Jul 12 12:09:27 RT-AX56U pppd[29495]: secondary DNS address 163.139.21.197　　　　　　　　　　 ←使用するセカンダリDNS（フレッツのDNSらしい）

インターネット回線の切断と接続に関する流れが少しわかります。

詳しくなれるようになりたいところです。