我が家のインターネット回線はフレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ ミニというサービスを使っていました。
インターネットに接続するためには、回線そのものとインターネット接続サービスを提供しているプロバイダとの契約が必要です。
そこで、回線申し込みによるキャッシュバックが高額だったという理由から、プロバイダと回線がセットになった『OCN光 with フレッツ』というサービスを契約していました。
その名の通り、プロバイダはNTTコミュニケーションズが提供するOCNです。
今回は、以下の内容を書いていきます。
- 光コラボレーションでOCNに転用
- 無線LANカード SC-40NE「2」を返却
- インターネットにつながらない
光コラボレーションでOCNに転用
光コラボレーションとは
光コラボレーション(光コラボ)については以下のサイトが分かりやすいと思います。
転用先はOCNにした
私の場合、格安SIMのOCNモバイルoneを利用していたため、料金の割引が受けられるOCNに転用することにしました。
私にとってのメリットは『光コラボレーションとは』の項にあるリンクの通りです。
- 利用料金が安くなる
⇒毎月\5,000ほどだった料金が\4,000ほどになる。
⇒OCNモバイルoneの利用料金もOCN光モバイル割で毎月200円の割引が受けられる。
- 請求書が1つにまとまり支払先がOCN(NTTコミュニケーションズ)になる
⇒今までも請求書は1つだったのですが、支払い先はNTT東日本とNTTファイナンスの2社に分かれていました。 - 接続に必要な情報が変わらない
⇒プロバイダは変わらずOCNなので、PPPoE接続に必要なユーザー名/パスワードは変更なしでそのまま使い続けられます。
まあ、料金が安くなることがOCN光へ転用した最も大きな理由ですね。
契約サービス名称が変わった
NTT東日本が提供していたサービスからNTTコミュニケーションズが提供しているサービスへ契約変更したので、サービスの名称が変わりました。
転用前:OCN光 with フレッツ
転用後:OCN 光 マンション
サービス名称があまり変わっていませんが、提供会社は違います。
それにしてもフレッツ系のサービス名称は相変わらず分かりにくいですね。
把握するのは大変です。。。
無線LANカード SC-40NE「2」を返却
転用前のOCN光 with フレッツは引っ越ししてきたときに開通した回線で、古い無線LANルーター(WHR-G301N)しか持っていないこともあり、ホームゲートウェイ(PR-500MI)に差し込むタイプの無線LANカード SC-40NE「2」をレンタルしていました。
スマートフォンやノートパソコンを無線LAN接続して使っていましたが、速度が思いのほかでない経験が増えてきました。
よくよく見てみると、SC-40NE「2」はIEEE802.11b/g/nのみの対応で、高速通信ができる5Ghz帯には対応していないことが分かりました。
しかも、月額300円のレンタル料が発生するので、それであれば5Ghz帯(IEEE802.11a/ac/n)に対応した無線LANルーターを購入して使おうと考えたわけです。
そこで、エレコムのWRC-733GHBKを中古で購入しました!
※もっとよく調べてみると、ホームゲートウェイ(PR-500MI)には、5Ghz帯の無線LANが内蔵されていたみたいです。。。
返却までのやりとり
返却までのやりとりを振り返ってみました。
- NTT東日本に電話で問い合わせ
日曜日。
OCN光に転用するまで、私はNTT東日本と契約をしていました。
ホームゲートウェイ(PR-500M)と無線LANカード SC-40NE「2」はNTT東日本からの貸与品です。
現在の契約はNTTコミュニケーションズと結んでいますが、レンタル品に関してはどちらに問い合わせするのが適切かわからなかったので、まずはNTT東日本へ連絡してみました。
オペレーターの方によると、私の場合は現在の契約先であるNTTcomへ無線LANカードを返送すると説明された。
ただし、契約内容によっては当初の契約先であるNTT東日本に返送するパターンも存在すると説明もあった。
「え、それってどういうこと???」 - NTTcom(OCN)へ電話をする
NTT東日本に連絡したのは日曜日。
OCNはいつの間にか日曜日の電話問い合わせは休みになっていたみたいで繋がりません。
3月中に無線LANカードの解約をしたかったので、平日に電話をかけて、以下の説明を受けました。
・無線LANカードの返却は可能で、返却キットを送るので返送する。
・料金は解約日までを利用したとし、日割り。
・返却自体は4月になっても、解約を受け付けが3月中であれば4月の料金は発生しない。
・なんかあった時には電話する。 - NTTcom(OCN)からへ電話がかかってくる
解約を申し込んでから5日後くらい経過したころ、電話がかかってきました。
内容は次の通りです。
・無線LANを利用できる機器は準備できているかの確認
・解約日を改めて通知
・契約変更(プラン変更)となるため、手数料として2,100円が発生する
以前の問い合わせ時には手数料がなかったので少し悩みましたが、改めて解約する旨を伝えました。(というか、解約を申し出たときに説明していただきたかった) - 返却キットが届く
無線LANカード返却の受付はNTTcomがやりましたが、返却先はNTT東日本でした。 - 無線LANカードをキットに入れて郵送する
返却するものに対して返却キットの紙袋がデカいです。。。
あとは返送先が記載されたラベルを貼付して郵送するだけでOKです。
これにて、無線LANカードの返却が完了し、月額利用料も安く済んで万々歳だと、この時は思っていました。。。
インターネットにつながらない
無線LANカードの返却が完了してしばらくたった後、インターネットに接続できないトラブルが発生しました。
スマートフォンのWi-Fi接続マークに『!』が付いています。
どうやら、無線LANルーターとスマートフォンの間の通信は問題ないみたいですが、無線LANルーターから先のホームゲートウェイかインターネット回線にトラブルが発生しているようです。
ホームゲートウェイのランプ状態確認
PR-500MIはいままで一度もトラブルを起こしたことはありません。
機械である以上故障する可能性はあるでしょうが、私の経験ではほとんど故障することはないと思います。
まずはランプの点灯状態を確認してみます。
インターネットにはPPPoE方式で接続しているので、PPPランプが消灯しているのは不自然です。
また、初期状態ランプが点灯しています。
うーむ。
ゲートウェイの設定変更はしていないのでなぜこの状態になったのかよくわかりません。
回線の不調というより、ゲートウェイの設定っぽい気がします。
OCNに問い合わせ
翌日OCNに電話しました。
いつものことですが、電話に繋がるまでに時間がかかります。
スピーカー状態にして20分ほど経過したところでようやくオペレーターにつながりました。
発生した事象を伝えたところ、やはりホームゲートウェイのランプ点灯状態から『設定が何もされていない状態である』との診断をされました。
設定をしようにも、ホームゲートウェイ(初期状態では192.168.1.1)に接続できないのですが。。。
ふと、無線LANカードを返却したことを思い出しました。
この前、無線LANカードの返却をしたんですが、何か関係ありますか?
関係あります。
無線LANカード返却によってプラン変更となり、ホームゲートウェイはルーター機能を失い、ONUとして機能するの状態となります。
な、なんだって~!
ということは、ホームゲートウェイに接続したルーターにPPPoEのユーザー名とパスワードを設定すればよいということでしょうか?
はい、それで接続できます。
そういうことだったんですね。
無線LANカードの返却を申し出たときにはそういった説明がなかったもので。。。
無線LANカードはゲートウェイはルーター機能を失ってしまうことを説明しておらず申し訳ございません。
原因が分かってよかったです。
さっそくやってみます。
上記のような会話があり、PR-500MIはルーター機能がないただのONUとなりました。
エレコムのWRC-733GHBKにPPPoE接続に必要なユーザー名/パスワードを入力したら、サクッと接続できました。
インターネットの月額利用料を安くしようとしたところ、ちょっとした落とし穴にハマってしまいました。
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