- 【Raspberry Pi監視】Raspberry PiでGmailを送信できるようにする
- 【Raspberry Pi監視】監視プログラムを作成する
- 【Raspberry Pi監視】cronを設定する(この記事)
Raspberry Piで自身のステータスを取得し、メール送信をするプログラムの作成までできました。
あとは、このプログラムの定時実行を設定し、監視プログラムとしたいと思います。
Linuxのタスクスケジューラーといえばcronです。
このcronで、処理が指定された時間に起動されるようにしていきます。
cron設定
cronの設定方法はいくつかあります。
今回は、crontab -eで編集していきます。
余談ですが、crontab -eでの編集は危険な場合があります。
crontab -eはcronの編集をするコマンドですが、crontab -rはスケジュールの削除を行います。
キーボードを見るとわかりますが、eとrは隣合わせのため、キーボードのタイプミスによって、crontab -rを実行してしまう可能性があります。
そのため、crontab -eの実行を禁止している環境もあるようです。
以前SIerで働いていたときに、crontab -rを実行してしまい大事故になった、という話を実際に聞いたこともありました。
https://ozuma.hatenablog.jp/entry/20120711/1342014448
そうはいっても、今回は個人的なものなので気にせずcrontab -eで編集します。
1 |
crontab -e |
編集画面になったら、以下のように書きました。
1 2 |
MAILTO="" 0 */1 * * * /home/pi/SHELL/RASPI_CHECK |
1行目のMAILTO=””は、当初記入していませんでした。
しかし、cronからのメールが配信ミスになり、エラーメールが来るようになったので、このように記載してメールを止めています。
2行目がプログラムの定時実行です。
1時間ごとに監視プログラムが実行されるようにしました。
当初は30分毎にプログラムを実行するようにしていましたが、大量にメールが届いて鬱陶しいので1時間ごとにしています。
なお、Gmailは1日に送信できるメール件数に制限があります。
https://support.google.com/mail/answer/22839?hl=ja
プログラムの実行間隔を極端に短くすると、この制限に引っかかる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
これで、Raspberry Piを監視する仕組みというものができました。
「とにかく何か仕組みを作りたい!」という目標が達成でき、まずは満足です。
しかし、いざ仕組みを作ってみると、「もっとこうしたい」といった希望が出てきます。
例えば、
- 「安全性の低いアプリの許可」を使わずに、Gmailを使う。
- 取得したデータをテーブル構造で保存し、データの見返しができるようにする。
- 閾値を設けて、特定の条件の時にメールを送信する
などなど。ほかにも改善点が出てきそうです。
とはいえ、まずは作ってみるということができたのでまずは良しとします。
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