【Raspberry Pi監視】cronを設定する

Linux
この記事は約3分で読めます。
  1. 【Raspberry Pi監視】Raspberry PiでGmailを送信できるようにする
  2. 【Raspberry Pi監視】監視プログラムを作成する
  3. 【Raspberry Pi監視】cronを設定する(この記事)

Raspberry Piで自身のステータスを取得し、メール送信をするプログラムの作成までできました。

あとは、このプログラムの定時実行を設定し、監視プログラムとしたいと思います。

 

Linuxのタスクスケジューラーといえばcronです。

このcronで、処理が指定された時間に起動されるようにしていきます。

                 

cron設定

cronの設定方法はいくつかあります。

今回は、crontab -eで編集していきます。

余談ですが、crontab -eでの編集は危険な場合があります。

crontab -eはcronの編集をするコマンドですが、crontab -rはスケジュールの削除を行います。

キーボードを見るとわかりますが、eとrは隣合わせのため、キーボードのタイプミスによって、crontab -rを実行してしまう可能性があります。

そのため、crontab -eの実行を禁止している環境もあるようです。

以前SIerで働いていたときに、crontab -rを実行してしまい大事故になった、という話を実際に聞いたこともありました。
https://ozuma.hatenablog.jp/entry/20120711/1342014448

そうはいっても、今回は個人的なものなので気にせずcrontab -eで編集します。

編集画面になったら、以下のように書きました。

1行目のMAILTO=””は、当初記入していませんでした。

しかし、cronからのメールが配信ミスになり、エラーメールが来るようになったので、このように記載してメールを止めています。

2行目がプログラムの定時実行です。

1時間ごとに監視プログラムが実行されるようにしました。

当初は30分毎にプログラムを実行するようにしていましたが、大量にメールが届いて鬱陶しいので1時間ごとにしています。

なお、Gmailは1日に送信できるメール件数に制限があります。
https://support.google.com/mail/answer/22839?hl=ja

プログラムの実行間隔を極端に短くすると、この制限に引っかかる可能性があるので注意しましょう。

まとめ

これで、Raspberry Piを監視する仕組みというものができました。

「とにかく何か仕組みを作りたい!」という目標が達成でき、まずは満足です。

しかし、いざ仕組みを作ってみると、「もっとこうしたい」といった希望が出てきます。

例えば、

  • 「安全性の低いアプリの許可」を使わずに、Gmailを使う。
  • 取得したデータをテーブル構造で保存し、データの見返しができるようにする。
  • 閾値を設けて、特定の条件の時にメールを送信する

などなど。ほかにも改善点が出てきそうです。

とはいえ、まずは作ってみるということができたのでまずは良しとします。

 


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