経緯
このブログでたびたび登場しているHP Compaq 8200 Elite SFFというデスクトップパソコンをIntel AMTでリモート起動し、リモートデスクトップ接続で操作しようとしたところ、Windowsが起動しません。
WebUIのSystem Statusを見ると、『Power On』となっているので、電源は投入できています。
WebUIでは画面を見ることができず、何が起こっているかよくわからないためMesh Commanderでリモート接続したところ、Windowsの起動に失敗していました。
Windows Insider ビルドに問題が発生し、再起動する必要があります。
エラー情報を収集しています。自動的に再起動します。61% 完了
この問題と可能な解決方法の詳細については、以下を参照してください。https://www.windows.com/stopcode
サポート担当者に連絡する場合は、この情報を伝えてください 停止コード0xc000021a
Windowsのプレビュー版をインストールするようにしているパソコンなのですが、Windows Insider ビルドに問題が発生したみたいです。
こういうことも起こるリスクも承知の上なので問題ありません。
この画面が出た後は自動的に再起動するのですが、また同じ画面やブルースクリーンが出て、最終的には再起動せざるを得ない状況です。
う~ん、困った。
停止コード 0xc000021aで検索してみるといろいろと対処方法が出てきましたが、ぶっちゃけ「再セットアップしたほうが早いなあ」と思ったので、Mesh Commanderのリモート接続でWindowsの再セットアップをしてみました。
そうはいっても復旧を試みてみる
再セットアップはしますが、少し悪あがきをしてみます。
対処法として適切かはわかりませんし、結果としては効果ナシでした。
スタートアップ修復
ブルースクリーンが表示されたので、スタートアップ修復をしてみます。
トラブルシューティングを選択します。
詳細オプションをクリックします。
スタートアップ修復をクリックします。
スタートアップ修復は失敗しました。
今回の事象以外でもスタートアップ修復を使ったことはありますが、これで復活した経験はありません。。。
どうせ再セットアップするのでログファイルは読みません。
ということでうスタートアップ修復は失敗でした。
システムの復元
続いて、システムの復元をしてみます。
システムの復元で復元される範囲が今回の事象の範囲に該当しているかは不明です。
トラブルシューティングの画面で、詳細オプションをクリックします。
システムの復元をクリックします。
アカウントを選びます。
復元可能な復元ファイルを選択します。
今回は2021/05/20に作成された自動復元ポイントを選択しました。
完了をクリックします。
『はい』をクリックします。
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結果:復元自体は成功しましたが、今回の事象は解消されませんでした。
『スタートアップ修復』と『システムの復元』をしてみましたが、どちらも事象の解消には結びつきませんでした。
きっと見当はずれのことをしているだけだったのでしょう。
ということで、再セットアップを始めます。
Windowsの初期化(このPCを初期状態に戻す)
トラブルシューティングの画面で、『このPCを初期状態に戻す』をクリックします。
個人データは消えてほしくないので『個人用ファイルを保持する』を選択しました。
インストールしたいくつかのアプリと設定は消えてしまいますが、またインストール&設定すればいいです。
アカウントを選択します。
アカウントのパスワードを入力し『続行』をクリックします。
Windowsの再インストール方法を選択します。
クラウドのダウンロードはダウンロードに時間がかかりそうなので、『ローカル再インストール』を選択しました。
『初期状態に戻す』をクリックすると初期化が始まります。
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初期化が完了しました。
およそ30分ほどの時間がかかりました。
初回ログイン時には『こんにちは』の画面が出ました。
環境を再現するためにログイン後に以下の作業を実施しました。
- アプリケーションのインストール
- Windowsの設定(IPやエクスプローラーのオプション等)
ちなみに、再インストールされたWindows10のバージョンはトラブル発生時のバージョンである21H1でした。
感想
Intel AMTの設定がしてあるパソコンだったので、普段ディスプレイとキーボードとマウスを接続していないパソコンでも簡単に再セットアップできました。
遠隔で再セットアップできるってのはとてもメリットがありますね。
会社のパソコンもIntel AMT対応ならよかったのに。。。
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