【疑問】「セキュリティで保護された記憶域デバイス」について調べてみた

セキュリティで保護されたデバイスn0 Windows
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SDカードをパソコンに挿入すると、「セキュリティで保護された記憶域デバイス」と表示されることがあります。
自分自身ではSDカードに特別な操作したわけではないにも関わらず、出てくるこの表示は一体なんなのでしょうか?
疑問に思ったので調べてみましたが、明確な答えは見つかりませんでした。


しかし、調べていく過程で気づいたことや知ったことがありましたので書いていきます。



                 
    • 読み込み/書き込みできる
      これは以前から知っていました。旅行先でデジカメ撮影した画像が記録されたSDカードをパソコンに挿入したときに読み書きできましたから。
      “セキュリティ”や”保護”なんて言葉が使われているので少しびっくりしますよね。
      大丈夫です。SDカードにはちゃんとアクセスでき、データの読み書きができます。
      「せっかくデジカメで撮影した画像が入ったSDカードなのに。変なことになってる。」と落胆する必要はありません。
      なぜなら「セキュリティで保護された記憶域デバイス」はだの名前なんですから。
      したがって、画像のように名前の変更をすることもできます。
      セキュリティで保護されたデバイスn1
      それでは一体なぜこの名前になるのか。謎は深まるばかりです。

    • SDカードはCPRM対応が必須(だった)
      私と同じようにセキュリティで保護された記憶域デバイスの意味をYahoo!知恵袋で質問している人がいました。ベストアンサーに選ばれた回答には以下の記述がありました。

      Q:「セキュリティで保護された記憶域デバイス」というのはどういう意味ですか?

      A:「セキュリティで保護された記憶域デバイス」とは、「著作権保護機能付SDカード」のことだと思います。

      「SDカードには著作権保護機能が付いているものがあるのか」と思い、さらに調べを進めます。

      OKWAVEでも似たような質問がありました。

      Q:セキュリテイで保護された記憶域デバイスとは


      こちらの回答者の回答の中にCPRMという言葉が出てきます。
      CPRMとは、Content Protection for Recordable Mediaの略で、メディアコンテンツのコピーを制御する方式のことらしいです。

      SDカードとCPRMをキーワードにさらに調べます。

      するとELECOMの製品Q&Aの中にこんな記述がありました。

      SD(miniSD、microSD含む)メモリカードに関しては、
      著作権保護機能への対応が仕様上必須であるため
      全て著作権保護対応になっています。

      Q.【SDカード・SDメモリカード】SDメモリカードやminiSD/microSDカードは著作権保護機能に対応していますか?

      CPRM対応はSDカードに必須なんですね。
      SDカードなどのメモリーカードの規格を策定しているSDアソシエーションにも同様の記述がありました。


      上記のリンク先を読んでいただくとわりますが、さっそく前言撤回となります。
      ×CPRM対応はSDカードに必須なんですね。
      〇CPRM対応はSDカードに必須だったんです。

      2018年のSD 6.10という仕様バージョンからはCPRM機能なしのSDカードを製造することができるようになった、とのこと。
      理由として、以下のようなものがあるようです。
      ・CPRMと互換性のないメーカー独自の著作権保護方式ができたこと
      ・携帯端末で録画したテレビのコンテンツはその端末でしか再生できない→携帯端末を修理したら再生できない現象が発生する

      このような現状を鑑み、CPRM対応は必須ではなくなったようです。



    • どうしたら「セキュリティで保護された記憶域デバイス」が表示されるか
      なぜ「セキュリティで保護された記憶域デバイス」という名前になるのか、その理由はわかりませんでした。
      逆のアプローチで、何をしたらSDカードがこの名前になるのかを簡単に検証してみました。

      検証に使用したのは、ブログを書くときに使用しているノートパソコン(VK21H)と古いデジカメ(DMC-TZ30)、そしてMicroSDカード16GBです。

      ①SDカードをフォーマットする
      Windowsのエクスプローラでクイックフォーマットを行いました。
      ボリュームという名前になっています。

      ②SDカード抜き差しする
      名前に変化はありません。当然か。

      ③デジカメにSDカードを入れてからパソコンに挿入してみる
      名前に変化はありません。

      ④デジカメでSDカードをフォーマットし、パソコンに挿入してみる

      !!!
      出ました。「セキュリティで保護された記憶域デバイス」が。

      ⑤パソコンで再度クイックフォーマットをする。
      名前は変わらず、「セキュリティで保護された記憶域デバイス」のまま。

      ⑥Windowsの”ディスクの管理”からフォーマットをする
      デフォルトの”ボリューム”名前が入っているのでその名前になる。

      ⑦別のデジカメ(Eos kiss X5)でSDカードをフォーマットし、パソコンに挿入してみる
      「セキュリティで保護された記憶域デバイス」と名前になる。

      この検証で分かったことはデジカメでフォーマットしたSDカードは「セキュリティで保護された記憶域デバイス」の名前になる(場合がある)ということです。
      もしかすると、フォーマット時にSDカードの名前を指定できない機器でフォーマットすると、この名前が適用されるのかもしれません。

    • まとめ
      「セキュリティで保護された記憶域デバイス」はただの名前。問題なく読み書きできる。
      私の環境ではデジカメでSDカードをフォーマットするとこの名前になる。
      SDカードはCPRM対応が必須だったが現在は非対応のSDカードも存在している。
      使用する機器に応じてSDカードを選択し使用する必要がある。

 

    以上です。

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