今年はパソコンを分解する機会が多い一年でした。
ノートパソコンの光学ドライブは、シリアルATA(SATA)というインターフェースで接続されていることが多いです。
ノートパソコンのNEC VersaPro VK21H/H-Gを分解し、カスタマイズしたときには、光学ドライブを取り外し、専用マウンタを使ってHDDを追加しました。
このマウンタを使うと、2.5インチのHDDやSSDを追加することができます。
Ren He 2nd 2.5インチ HDD・SSD マウンタ 光学ドライブベイ用 SATA 3.0 ハードディスクマウンタ ノートPC 対応 12.7mm
ここで気が付いたことが。
マウンタの本体側に取り付けるSATAの電源コネクタのピン数が少ないのです。
調べてみると、これはSlimline SATAと呼ばれるもののようです。
通常、電源コネクタのピン数は15ピンですが、Slimline SATAは6ピンです。
ピン数は異なるものの、機能としては15ピンと変わらないらしいです。
Slimline SATAは、ノートパソコンの光学ドライブなどの薄型のドライブに採用されているようです。
私の所有しているパソコンの中では、以下のパソコンの光学ドライブにSlimline SATAが採用されています。
≪ノートパソコン≫
- NEC VersaPro VK21H/H-G
- emachines D620
≪デスクトップパソコン≫
- EQUIUM S7100
- HP Compaq 8200 Elite US
- HP Compaq 8200 Elite AIO
なお、インターフェースがSlimline SATAの光学ドライブをデスクトップパソコンで使うためには、Slimline SATA ⇔ SATAの変換ケーブルが必要です。
アイネックス Slimline SATA電源変換セットコネクタ SLS-3005SA
以上、Slimline SATAの存在を知らなかった私でした。
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