Raspberry Pi SDカードのイメージをバックアップする

Raspberry Pi
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Raspberry Piを使用しています。

 

Linuxにまだまだ不慣れな私なので、いろいろ検証していくうちに環境が壊れて正常に起動できなくなることがあります。

 

そのたびにSDカードにイメージを書き込んで、自分なりの初期設定をして、、、と繰り返すのも面倒になってきました。

 

それなら正常に動いている状態のイメージをバックアップすればいいのでは?と思い、バックアップを取ってみることにしました。



 

                 

環境

 

OSのイメージが書き込まれたSDカードのバックアップを取ります。

次の環境で確認できました。

 

  • Windows10 Pro 64bit (バージョン 21H2)
    →バックアップを取るために使用するパソコンです。

  • Raspberry Pi 4 Model B
    →このラズパイのOSが入ったSDカードのバックアップを行います。
     USBポート×2にMicroSDカードが挿入されたUSBカードリーダーが接続されています。
     それぞれ、NASとして使用するため起動時にマウントされます。

 

使用するソフトウェア

 

Win32DiskImagerというソフトを使用しました。

 


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バックアップ取得手順

 

Win32DiskImagerのインストールが完了したらさっそくバックアップ取得をしてみます。

 

 

 

  1. Raspberry Piをシャットダウンする

    起動中のラズパイからSDカードを抜き取るわけにはいかないので、次のコマンドでOSをシャットダウンします。


     






  2. SDカードをWindows PCにセットする

    ラズパイのMicroSDカードをWin32DiskImagerがインストールされた、パソコンにセットします。

    Raspberry Piを使用している人なら経験があるかもしれませんが、SDカードをWindows10にセットすると『フォーマットする必要があります』とか表示が出ますがすべてスルーです。



  3. Win32DiskImagerを起動する







  4. バックアップイメージの保存先とファイル名を決める

    『Image File』の入力フォームの右にあるフォルダアイコンをクリックし、任意の保存先とファイル名を指定します。


    このとき、ファイル名の最後に拡張子”.img”を付けてあげないと拡張子なしのイメージファイルになってしまいました。
    (後から拡張子付けても問題なかったですが)










  5. バックアップ実行

    『Device』で表示されているドライブレターがSDカードのものであることを確認してから、『READ』をクリックするとバックアップが開始します。




    使用するパソコンやSDカードの性能によってバックアップ取得の時間は異なると思いますが、私が使用している16GB Class10のMicroSDカードの場合、完了まで14分ほどかかりました。

    バックアップが完了すると画像のような表示が出ます。



    保存先を見るとバックアップファイルが存在していました。

復旧手順

 

さて、手間をかけて取得したバックアップですが、きちんと復旧できなければただの無駄作業になってしまいます。

 

ということで、取得したバックアップを別のMicroSDカードに書き込んで使用できるかやってみました。

 

 

 

 

  1. SDカードをWindows PCにセットする

    今回は、バックアップを取得したMicroSDカードと同じ容量の16GBのものを使用しました。



  2. Win32DiskImagerを起動する





  3. イメージとデバイスを選択する

    保存したバックアップファイルを選択し、SDカードのドライブレターを選択します。






  4. 書き込み実行

    『Write』をクリックしてバックアップファイルを書き込む作業を始めます。





    Writing to a physical device can corrupt the device. (Target Device: [I:¥] “”) Are you sure you want to continue?
    DeepL翻訳

    物理デバイスへの書き込みは、デバイスを破壊する可能性があります。(対象デバイス: [I:¥] “”) 本当にこのままでよいのですか?


    『YES』をクリックします。





    Writing to a physical device can corrupt the device. (Target Device: [:¥] “”) Are you sure you want to continue?
    DeepL翻訳

    使用可能なスペースより多くのスペースが必要です。必要です。31291392セクタ 利用可能 30253056 セクタ セクタサイズ: 512余分なスペースは、データを含んでいるように見えますとにかく続ける?


    SDカードのフォーマット形式の違いによるものか、そもそもの保存容量の若干の違いのせいか、このようなメッセージが表示されてしまいました。

    とにかく続けます!ということで『OK』をクリックします。

    書き込み処理が開始されます。




    環境によりますが、私の場合、18分弱で書き込みが完了しました。




    完了後、bootがエクスプローラーで表示されました。




  5. 起動確認


    イメージを書き込んだMicroSDカードをラズパイにセットして起動してみます。


    固定IP設定をしてある有線LAN、無線LANともにネットワーク疎通ができましたし、NASへの接続も問題なく行うことができました。

    有効なバックアップを取得できることが確認できました。


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