無料ドメインサービスを提供しているNO-IPを使っています。
以前紹介したNextcloudやJitsi meetでもNO-IPで取得したドメインを使用してサービス構築&検証を行いました。
NO-IPで取得した無料ドメインは30日に1回はドメインconfirmの作業を行わないといけません。
この度、NO-IPからの連絡をうっかりスルーし、取得した無料ドメインが使えなくなったので、「どうなったのか」について書いていきます。
※厳密にはhostnameのことですが、ドメインに統一して書いています。ご容赦ください。
ACTION REQUIRED: [ドメイン名] is Expiring Soon
メールの件名:ACTION REQUIRED: [ドメイン名] is Expiring Soon
このメールは取得した無料ドメインの期限が間もなく(7日後)に切れることを通知するものです。
NO-IPにサインインし、対象のドメインを『Confirm』することで、ドメインの使用期限を延長することができます。
通常はドメインの有効期限の7日前にメールで通知が来ます。
ACTION REQUIRED: [ドメイン名] has Expired
メール件名:ACTION REQUIRED: [ドメイン名] has Expired
このメールは取得したドメインが有効期限切れとなったことを通知する内容です。
メールの受信日を見てみると、有効期限切れとなったその日にメールが送信されるようです。
『Confirm』をクリックのをうっかり忘れてしまったため、ドメインが使用できなくなりました。
ACTION REQUIRED: [ドメイン名] is in Redemption
メール件名:ACTION REQUIRED: [ドメイン名] is in Redemption
直訳すると「ドメイン名が償還に入った」となります。
メールの本文をDeepL翻訳したものを載せておきます。
なぜ私のホスト名は償還されるのですか?
無料のホスト名は、確認が必要になる前の 30 日間は有効です。あなたのホスト名は、確認期間中に確認されなかったか、DNSから削除された猶予期間中に確認されませんでした。
なぜNo-IPには償還期間があるのですか?
このプロセスは、ホスト名が誰にでも作成できるようになる前に、最終的な回収期間を設けることでお客様を保護します。償還期間中のホスト名は基本的に「ロック」され、お客様のために予約されています。
ホスト名を回収するにはどうすればよいですか?
ホスト名は 14 日間、回収されます。償還中のホスト名を回復するには、償還料金が必要です。または、拡張ダイナミック DNS にアップグレードしてホスト名を回復することもできます。
有効期限切れとなったドメインは、期限切れ後にNO-IPに返却することになりますが、その前に14日間拘束されるようです。
NO-IPへの返却後すぐに他のユーザーが取得できるように開放されるというわけではなく、有効期限切れ後14日間は、以前のユーザーが申請(Hostname Redemption)をすれば再び使用できるとのこと。
つまり、利用者からするとドメインをNO-IPに拘束されたような形になります。
Hostname Redemptionを行うと、設定そのままで再び使用できるようになります。
ただしHostname Redemptionには料金がかかります。
私が確認した時点では、$1.99の料金が発生します。
ドメイン削除までの流れ
ドメインの状態がRedeemになって初めて気が付きましたが、図のように説明されていました。
分かりやすいです。
Expiredになってしまったドメインを無料で再度使用するには、Deleted状態になるまで待ってから再取得するほかなさそうです。
期限切れや償還の日付を把握している分、以前の使用者が再度同じドメインを取得するハードルは若干低いと感じます。
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