Linux 『UNEXPECTED INCONSISTENCY』でOSが起動しない

Linux
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古いLinuxのオンプレのサーバ機器が起動しなくなりました。

電源は入って起動プロセスまでは進みますが、ログイン画面まで表示されません。

 

とりあえず何とかしなくてはということで、根本解決はしてなさそうですが、起動までできるようにしました。

 

 

 

                 

表示されたメッセージ

 

 

要点の日本語訳は以下の通り↓

予期せぬ不整合が発生しました。fsckを手動で実行してください。

 

ファイルシステムのトラブルのようです。

 

 

環境

 

  • CentOS 5.2 
  • 10年以上前のパソコン(Windows XP時代)にインストールされている

 

オンプレかつインターネットアクセスなしってことで存在が許されています。

対処

 

画面の表示に従っての操作になります。

「fsckを実行せよ」とのことなのでやっていきます。

 

  1. rootユーザのパスワードを入力する

    管理者権限が必要なので、rootのパスワードを入力します。

    私にとってはここが最難関でした(杜撰なパスワード管理w)




  2. 修復対象のパーティションを確認

    mountコマンドで修復対象を表示させます。


    今回は、/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00が修復対象です。




  3. fsckを実行する

    tオプションで修復対象ボリュームのファイルシステムの種類を指定します。

    ファイルシステムは、先ほどのmountコマンドでext3だとわかったので、次のように実行しました。


     

    途中で止まったりしましたが、とりあえずyesで。

     

    プロンプトが表示されたので終わったようです。



  4. 再起動する

    画面に従い再起動します。

     

  5. 起動した!(なつかしい)


 

さいごに

 

今回の難所はrootパスワードが分からないってところでした。

ポジティブにとらえるとメンテナンスする必要がないくらい安定稼働していたというところでしょうかw

fsckを実行したときに、Error reading blockのメッセージが出て、ignoreしているのが気になります。

HDDにトラブルが起きてそうな気がするので、このサーバ長くは持たなさそうです。

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