Ubuntu Desktop 20.04.1 LTSをインストールしたEQUIUM S7100はWake On LANの設定をしています。
EQUIUM S7100を使いたいときは、自宅のルーター(ASUS RT-AX56U)からマジックパケットを送出して起動させます。
このマジックパケットをWiresharkで見てみました。
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マジックパケットとは
マジックパケットは、FF:FF:FF:FF:FF:FFに続けて起動したい装置のMACアドレスを16回繰り返したデータパターン(AMD Magic Packet Format) がペイロードのどこかに含まれているようなパケットである。例えば、起動したい装置のMACアドレスが EE:EE:EE:00:00:01 の場合、
引用元: Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/Wake-on-LAN)
123 FF:FF:FF:FF:FF:FF EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01
FF:FF:FF:FF:FF:FFから始まり、対象のNICのMACアドレスを16回繰り返しているとのこと。
これを見つけてみます。
パケットキャプチャ
Wiresharkが一般ユーザーでキャプチャできなかったので、tcpdumpを使ってキャプチャをしました。
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$ sudo tcpdump -w dumpfile |
上記のコマンドを実行したら、RT-AX56Uでウェイクアップをクリックします。
クリック後、tcpdumpを終了します。
※Wiresharkのパケットキャプチャを一般ユーザーで使用できるように設定しました。
詳細は↓のページで紹介しています。
Wiresharkで見る
一般ユーザーでWiresharkによるキャプチャはできないのですが、dumpファイルを開くことはできました。
FFFFFFFFFFFFでフィルタをかけてみると、ProtocolがWOLのレコードが4行ありました。
そのうちの1行を見てみると、Wikipediaの記述の通り、FF:FF:FF:FF:FF:FFのあとに対象NICのMACアドレスが16回繰り返されていました。
また、EtherType値が0x0842の102バイトのパケットであることも確認できました。
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