GoogleChromeを使ってWebブラウジングをしていると、「この接続ではプライバシーが保護されません」という表示が出る場合があります。
この表示が出る原因はいくつかありますが、だいたいはSSL証明書に関連しています。
普段見慣れないページですから、不慣れな人は不安に感じることでしょう。
GoogleChrome側で「接続しないほうがいいですよ」とアドバイスしてくれているので、基本的には接続しないほうがいいです。
しかし、接続先が社内のページであったり、自宅の機器だったりと安全であることが分かっている場合は、接続を続行することができます。
エラーをよく確認してみよう
私の場合、スキャナーとして使用している複合機 CanonのMG3630でこの表示が出ました。
↓の画像のような表示です。
「この接続ではプライバシーが保護されません」という表示には驚かされますが、よく読んでみましょう。
「XXXXXX(接続先)では、悪意のあるユーザーによって、パスワード、メッセージ、クレジットカードなどの情報が盗まれる可能性があります。」と書いてあります。
エラーコードでしょうか?
NET::ERR_CERT_DATE_INVALID という表記があります。
これらはGoogleChromeからの警告なのです。
さらに、[詳細設定]と[セキュリティで保護されたページに戻る]というボタンも表示されています。
接続してみる
今回の接続先は自宅に設置した複合機MG3630ですので接続します。
GoogleChromeの警告画面である、「この接続ではプライバシーが保護されません」の画面にある[詳細設定]をクリックします。
証明書が信頼できないもののため、怪しいということで、警告が出たと書いてあります。
無視して、XXXXXX(接続先)にアクセスする(安全ではありません)をクリックすると接続できます。
MG3630の管理者ログインページに遷移しました。
このように、[詳細設定]から目的のページにアクセスすることができました。
NET::ERR_CERT_DATE_INVALID
今回のエラーの詳細は、NET::ERR_CERT_DATE_INVALIDというものでした。
どうやら証明書の日付関連のエラーのようです。
実はMG3630で自己証明書なるものが発行できるようで、以前自己証明書の発行をしたことがあります。
この時に作成した自己証明書の設定が適切ではなかったようです。
今度、自己証明書の作成に再チャレンジしてみようと思います。
ちなみに
エラーが出てしまうのは、httpsというプロトコル(ルールだと思ってください)で接続しているときです。
httpで接続すると、証明書を使用することなく接続するためエラーは出ません。
接続しようとしているIPアドレスが192.168.1.1だった場合
ブラウザのURL欄に、192.168.1.1:80 と入力するとhttpで接続できます。
IPアドレス以降の 「:80」はhttpを意味する80番のポートで接続するよ~という意味合いになります。
httpsの場合は「:443」と入力します。
普段は意識していませんが、私たちはURLやIPアドレスの後ろにポート番号が省略された状態でWEB閲覧をしています。
ポート番号を指定してアクセスするにはこの方法を使います。
ただし、httpでの接続は推奨できませんので、信頼できる接続先の場合のみ使用することをお勧めします。
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