【続報】Google Meet の背景ぼかしに必要なハードウェア要件について

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Google Meetで背景ぼかし機能が使用できるようになってから少し経過しました。

以前このブログで、Google Meet の背景ぼかしに必要なハードウェア要件について書きました。

その時の検証結果としては、「CPUがハイパースレッディング対応の 4 コア以上のデバイス」が必要で、背景ぼかしを使用するためにはそこそこのスペックのパソコンが必要なようだ、という内容でした。

GsuiteがGoogle WorkSpaceになり、アプリのデザインも変更になって間もない今日この頃ですが、背景ぼかしに必要なハードウェア要件が変更になったようです。

背景ぼかしが使えるデバイス(2020年11月5日時点)

現在、Google Meetのヘルプページでは背景ぼかし機能を使用するために必要なハードウェア要件は削除されています。

そのため、この機能を使用するため具体的なハードウェア要件は不明ですが、前回の検証時(2020年10月)に比べて必要なハードウェア要件が若干緩和されたように感じます。

なぜなら、以前使用できなかったデバイスで背景ぼかし機能が使用できるようになったから。

一方で、「背景のぼかしは現在、Chromebook ではご利用いただけません。」と、Chromebookでは背景ぼかし機能が使用できないと明言する文章が追加されました。

ということで、私が所有しているいくつかのパソコンで背景ぼかし機能が使用できるのかを検証してみました。

 

パソコン 搭載CPU 背景ぼかし利用可?

前回使用できたか
(2020年10月)

HP Compaq 8200 Elite sff Intel Core i5-2500  × ×
NEC VersaPro VK21H/H-G Intel Core i7-3687U ×
パナソニック Let’s note CF-NX3 Intel Core i5-4300U ×
自作PC AMD Ryzen 5 2600X
パナソニック Let’s note CF-J9 Intel Core i3-370M × 未検証
Fujitsu LIFEBOOK A574/H Intel Core i5-4300M 未検証
Toshiba EQUIUM S7100 Intel Core i3-3220 × 未検証

上記の表のような結果になりました。

NEC VersaPro VK21H/H-G に搭載されているCPU(Intel Core i7-3687U)のようなIntel Coreシリーズの第三世代(ivy bridge)では、背景ぼかし機能が使用できるようになっています。

HP Compaq 8200 Elite sffに搭載されているCPU(Intel Core i5-2500)のようなIntel Coreシリーズの第二世代(Sandy bridge)では、背景ぼかし機能は使用できませんでした。

必要なハードウェア要件が不明ですが、CPUがハイパースレッディングに対応しているか、論理コア数はいくつか、このあたりがポイントかもしれません。

とりあえず、前回に比べて利用できるパソコンが増えたことはうれしく思います。

会社で使用しているパソコンの一部も背景ぼかし機能が使用できるようになり、Meetがさらに使いやすくなったように感じます。

ただし、「背景をぼかすと、デバイスの動作が遅くなることがあります。パソコン上の他のアプリの動作速度を上げるには、この機能をオフにすることをおすすめします。」とヘルプページに記載があるので、ストレスなくこの機能を使うためには新しいそれなりのスペックを有したデバイスで使うことが引き続き推奨されるでしょう。

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