JCOMの1Mコースを申し込みしてみた

ネットワーク
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J:COMの1Mコースを申し込みし、開通しました。
申し込みから開通、そして使用感を書いていきます。

2020年4月5日追記
J:COM NET 1Mコースは廃止され、2020年3月4日から12Mコースへと移行されたようです。
料金は変わらず無料です。



さっそく速度計測などしてみました↓

2022年3月20日追記
入居物件のプラン変更があり、1Gコースが利用できるようになりました!
料金は変わらず無料です。

 

                 

申し込みまで

 

先日、自宅ポストにJ:COMからダイレクトメールが届いていました。

内容は、「お住いの物件で無料でインターネットが使用できます!J:COMチャンネルも一部無料で視聴できます!」というものです。

これまでも2、3度ほど同様のダイレクトメールを受け取った記憶がありますが、速やかにシュレッダー行きとなっておりました。

今回はダイレクトメールを受け取ってから、シュレッダーせずにしばらく放置しておりました。

ダイレクトメールをよく読んでみると、無料のプランというのは「J:COMの1Mコース」のことらしいです。

1Mコースとはその名の通り、通信速度が1Mbpsという意味です。

1Mbps=125KB/sです。今どきのLTE通信よりも圧倒的に遅い通信速度で、自宅のメイン回線として使用するには躊躇してしまいます。

この速度ではYoutubeなどの動画ストリーミングサイトはおろか、Web閲覧でもストレスを感じるでしょう。

なによりも驚きなのは、このプランが通常は2,980円(税抜き)もすることです。

世の中にはもっと便利な回線プランが存在しています。
私だけでなく多くの人がこのプランを選ぶことはしないでしょう。

私の自宅では既にOCN光(1Gbps)が開通しており、単純にインターネットするだけであればこれ以上の回線は不要です。

しかし、”VPNによる拠点間接続”を検証してみたくなり申し込むことにしました。無料ですし、決して悪い話ではありません。

ちなみにこのプランを申し込むと、J:COMチャンネル等の付帯サービスも無料で利用できるのですが使用していません。

思い立ったが吉日です。1Mコースを使ってみようではありませんか。

                 

申し込み

 

投函されたダイレクトメールには申し込み用のハガキが付いています。このハガキに住所、氏名、電話番号といった必要事項を記入します。

記入中に申込に関する部分を改めて読み直ししてみると、重要なことに気が付きました。

申込期限過ぎてる。。。

申込期限を過ぎてしまいました。

本来の申し込みの仕方は「付属の専用はがきに必要事項を記入しポストに投函する」なのですが、期限を過ぎてしまってはこの方法で申し込みできるかわかりません。

そのため、記載されていたフリーダイヤルに電話をしました。

電話先はJ:COMの地域の営業所らしく、申込したいが期限過ぎてしまったことを伝えたところ、その電話で申し込みを受け付けてもらえました。

詳細なヒアリングのために、後日、担当営業の方から電話がかかってくるとのことでした。

数日後、担当営業の方から電話がかかってきました。

名前、住所、電話番号といった申し込みハガキに記入するべき内容のヒアリングと工事日の予約を確定しました。

 

工事日(開通日)

 

電話で予約した時間通りに、通建業者さんが1名やってきました。
とても爽やかなあいさつで気持ちがよいです。

その業者さんはいつもJ:COMの回線敷設をやっているとのこと。
そのため作業がとても手早く軽快でした。

作業内容は2つでした。
・J:COM 1Mコースの開通
・J:COM TVチューナーの設置

作業員の方の訪問から開通までのすべての作業が40分ほどで終了しました。

その後、説明を受け、作業完了の書類にサインを行い完了です!

開通作業を見ていて気が付いたことがありました。

J:COM 1Mコースはテレビ線(同軸ケーブル)で通信するのです。

そのため、テレビ線を挿すジャックのある場所で開通作業を行います。

私はこれまでダイヤルアップ、ADLS、光回線しか使用したことがないので、同軸ケーブルでの通信は初体験となります。

レンタル機材

 

開通完了とともにJ:comからレンタルされた機材もありましたので紹介します。

  • TVチューナー
    同軸ケーブルとリモコン、HDMIケーブルもセットでした。
    このチューナーがあれば、パソコン用モニタでもTVを見ることができるようになります。
    出力端子はHDMIとRCAを備えているので、音声はそれぞれの環境に合わせて接続します。私は、スピーカーつきモニタでTVが映ることを確認しましたが、音量調整はモニタ側で行わないといけないので使い勝手はよくないです。。。
    無料のBS/CS放送も一部視聴できたりします。
    同軸ケーブルは、作業員の方が私の環境に合わせて長く作ってくれました。


  • モデム
    ARRISのCM820という機械です。アメリカのアリスインターナショナルという会社の製品のようです。この機械に同軸ケーブルとLANケーブルを接続して、J:com  1Mコースでインターネットに接続できます。無線LAN機能は備えていないので、無線LANで使用する場合は無線LANルーターを接続する必要があります。有線LANポートは1口のみです。
                 

1Mコースを体験

 

さっそくJ:COM1Mコースを体験してみます。

Speedtest by Ookla – The Global Broadband Speed Testで速度計測をすると、平均して0.8~1Mbpsの速度が出ました。

うん、十分です。家庭で使うような一般的なインターネット回線のサービスは、ベストエフォート型のサービスです。

そのため、サービスで謳われている理論回線速度と実効回線速度には大きな乖離があります。

みなさんも経験があることでしょう。

私の自宅はOCN光(1Gbps)で、理論上は1Gbpsまで速度出ます。

いろいろな回線速度計測サイトで計測しましたが、最速は800Mbpsでした。

J:COM 1Mコースは最高速度の1Mbpsまで出たので、なかなか良いのではないかと。

これからはスマホやスマホのテザリングをしなくてもこの回線を使用して、VPNの検証をすることができます!

メインで使用するにはかなり苦痛となりそうですが、検証用にこの回線が無料で使用できるとは嬉しい限りです。

この回線を使っていろいろやってみようと思います。

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