ジャンク品のHP Compaq 8200 Elite US を入手しました

パソコン
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小さなパソコンを探していたところ、HP Compaq 8200 Elite USを入手することができました。

このブログに度々登場するHP Compaq 8200 Elite sffと同じシリーズ、同じ世代のパソコンです。

ジャンク状態での購入だったので、使えるようにしました。

                 

入手時点の状態

起動未確認のためジャンク品となっていたものを入手しました。

必要なパーツが不足しているのかと心配になりましたが、ACアダプターを接続してみるとBIOSが難なく起動しました。

筐体はキズや角の塗装はげが若干あるものの、悪くない状態です。

スペックを表にしてみました。

CPU Intel Core i3-2120 3.30 GHz
メモリー 2GB (2GB PC3-10600)×1
ストレージ なし
光学ドライブ スーパーマルチドライブ
OS なし

HDDがない状態でしたので、HDDとOSは用意しないといけません。

少し手を加えて、使える状態にしていきます。

                 

メンテナンス

ケースオープン

パソコンの内部にアクセスするために、ケースを空けます。

ケースのサイドカバーは、手で回せるネジ1か所で留まっています。

ケースを空けるとマザーボードなど、パソコンの内部を見ることができます。

 

CPU交換

Intel AMTでKVMを使いたいので、Core i5のCPUに交換します。

交換するには、CPUファンとヒートシンクを外す必要があります。

これでCPUを交換することができます。

Intel AMTについては以下の記事を見てください↓

Intel AMTでパソコンのリモート起動/終了しよう
パソコンを遠隔で起動する方法として、Wake On LAN (WOL)を紹介しました。 その時の記事:Wake On LANでパソコンを遠隔起動しよう WOLでの起動は同じネットワーク内からの起動しかできず、少々不便です。 別ネットワークからの起動もできるようにするためにはルーターの設定変更をしなければなりません。 Intel AMTでのパソコン操作はWOLより強力です。 遠隔のパソコンをIntel AMTを使って起動/終了する方法を紹介します。
Intel AMTでリモートデスクトップを試す
Windowsでのリモート操作といえば「リモートデスクトップ接続」が一般的です。 リモートデスクトップ接続はWindowsの標準機能であり、昔から使用されています。 WindowsというOSの機能であるリモートデスクトップ接続は、あくまでもWindowsを操作するための機能です。 そのため、Windowsを起動する前のパソコンのBIOS操作は行うことができません。 以前記事に書いたIntel AMTの機能にあるリモートデスクトップ(Remote Desktop)では、導入されているOSに関係なく、パソコンを操作することができます。 今回は、Intel AMTでのリモートデスクトップ操作を試しました。
                 

メモリ増設

メモリはケースオープンしたらメモリスロットが見えますので、増設します。

ストレージ追加

ストレージの追加は、光学ドライブを外してから、HDDマウンタを取り外して追加します。

今回は余っていた2.5インチHDD320GBをインストールしました。

メンテナンス後のスペック

CPUの交換、メモリーの増設、ストレージの追加を行い、Windows10をインストールしました。

これらのメンテナンスを行った後のスペックの表が以下です。

CPU Intel Core i5-2400 3.10 GHz
メモリー 4GB (2GB PC3-10600)×2
ストレージ 2.5インチ HDD 320GB
光学ドライブ スーパーマルチドライブ
OS Windows10 Pro 64bit

CPUはHP Compaq 8200 Elite sffにもともとついていたCore i5-2400を使いました。

このパソコンのカタログでは、TDP 95 WのCPUはラインナップにありません。

そのため、電源容量が心配でしたが、今のところ問題なく動いてくれています。

カタログPDF:https://jp.ext.hp.com/lib/doc/catalog/desktop/jdt11261_02.pdf

 

このパソコンは今のところラジオ録音用PCとして稼働しています。

自動起動&自動シャットダウンします↓

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