Intel AMTを利用できるOSS “Mesh Commander”のインストール と HP Compaq 8200 Elite sff のBIOS変更(内蔵スピーカー オフとか)

パソコン
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Intel AMTに対応したパソコンを遠隔で操作する方法として、Intel Manageability Commanderを以前紹介しました。

vProというブランドやIntel AMTという技術を生み出したIntelが提供しているソフトなので問題なく利用はできますが、他にも使えるソフトはないか探したところ、ありました。

それは、Mesh Commanderというソフトです。

Mesh Commanderは、OSS(オープンソースソフトウェア)で無料で利用することができます。

この記事ではMesh Commanderのインストールと操作について書いていきます。

 

                 

Mesh Commanderのインストール & 操作

インストール

  1. Mesh Commanderのダウンロード

    以下のリンクからMesh Commanderのインストーラーをダウンロードします。

    ≫ Mesh Commander 


    ダウンロードするものは、MeshCommander 0.9.0 – MSI installer, WIN32 executable, Apache 2.0 License.と書いてある、「MeshCommander.msi」です。



  2. インストール

    ダウンロードしたインストーラーを起動します。
    起動後は、画面に従って進めます。
















  3. 起動確認

    インストールが終了したら起動しすることを確認しましょう


コンピューターの追加

操作をするパソコンの情報を追加します。

私はHP Compaq 8200 Elite sffを追加しました。

  1. Add Computer をクリックします。
  2. 情報を入力します。
    私の場合、IPアドレス、Username、Passwordを入力しました。
    入力後は、[OK]をクリックします。
  3. 接続する。
    Connectをクリックします。
  4. 接続成功
    接続が始まるとLoading…表示になります。
    パソコンの性能や通信環境に左右されるものと思われますが、1分くらい経過するとすべてのメニューが表示されました。




 

時刻調整をする

接続すると[System Status]が表示されます。

[Date & Time]の項目を見てみると明らかに時間がずれていました。

日時表示の部分をクリックすると、時刻を接続元のコンピューターと同期するか尋ねられますので、[OK]をクリックして同期します。

同期されました。

BIOS変更

HP Compaq 8200 Elite sffのBIOSを変更したい箇所がありました。

パソコンの電源を入れると、スリムタワー内にある内蔵スピーカーからWindowsの起動音がするのです。

初めは気にしていませんでしたが、家族が寝静まったときにこの音が鳴ると顰蹙を買います。

なので変更をします。

  1. パソコンのを起動し、BIOS画面に入る。
    Mesh CommanderでHP Compaq 8200 Elite sffに接続します。
    左にあるメニューの[Remote Desktop]をクリックし、[Power Actions]をクリックします。


    Power Actions内の[Power up to BIOS]を選択し、[OK]をクリックします。
    この起動方法はIntel Manageability Commanderにはなかった気がします。
    Intel Manageability Commanderでは頑張ってBIOS起動のためにキーボードを連打しないと行けなかったので、非常に楽な印象。


    パソコンが起動し、BIOSに入る前のメニューが表示されます。
    キーボードのF10を押してBIOSに入ります。



  2. 設定変更をする
    BIOSに入ったら、内蔵スピーカーに関する項目を探します。

    ありました。

    [カスタム]→[デバイスオプション]の中に[内蔵スピーカ]という項目がありました。
    これを無効にし、F10で了解します。

    内蔵オーディオとどちらが正しいのか迷いましたが、内蔵スピーカが正解でした。
    ということは内蔵オーディオの項目はHP Compaq 8200 Elite All-in-Oneに内蔵されたスピーカーのことでしょうか?

    最後に、BIOS設定を保存して終了です。
    これで、夜中の起動でも音が出ることがないので怖くありません。



Mesh Commanderの言語設定

Mesh Commanderは複数の言語をサポートしています。

サポートしている言語↓

English 英語
Chinese(Simplifield) 中国語(簡体字)
Dutch オランダ語
French フランス語
German ドイツ語
Italian イタリア語
Japanese 日本語
Portuguese ポルトガル語
Russian ロシア語
Spanish スペイン語

これらの言語サポートがされていれば、多くの人が利用できますね。

言語設定を日本語にしてみましたが、正直微妙な翻訳具合でした。

うん、このレベルの翻訳であれば英語のまま使います。

 

以上、Mesh Commanderのインストールと操作でした。

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