JCOM 1Gコースが開通したのでRT-AC65Uを撤去しました

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先日の記事の通り、J:COM回線が12Mコースから一気に1Gコースへと変更になりました。

 

変更に伴い、J:COMから貸与されるモデムもARRIS製のCM820からKAON製のKCM3100へと変更になりました。

                 

モデムの比較

 

コースの変更によってモデムも変更となりました。

機能がどのように異なるかを表にしてみました。

  ARRIS CM820 KAON KCM3100
LANポート数 1 4
ギガビット対応 あり あり
無線LAN機能(Wi-Fi) なし あり(802.11a/b/g/n/ac)
ルーター機能 なし あり

 

 

 

12Mコース時のネットワーク構成

ARRIS CM820はルーター機能や無線LAN機能がなく、Wi-Fi接続するためにはアクセスポイントやWi-Fiルーターが必要です。

また、LANポートも1口しか搭載していないため、有線接続する端末を増やすにはHUBが必要です。

そのため、私はRT-AC65Uを使用して、LANポート数の不足、Wi-Fi機能なしといった不満を解消していました。

12Mコース時のJ:COM回線の構成

 

 

 

1Gコース時のネットワーク構成

 

1Gコースに変更になりKAON KCM3100を使用し始めたことで、ARRIS CM820で感じたLANポート数の不足、Wi-Fi機能なしといった不満は完全に解消されました!

現在のネットワーク構成は以下の通りです。

 

以前に比べてシンプルな構成になりました。

RT-AC65Uは不要になってしまいました。

 

 

 

1Gコースになってからの課題

 

あくまで個人的な内容です。

 

  • KAON KCM3100はVPNサーバー機能がない

    以前はRT-AC65Uを使用してOpenVPNサーバー機能を使用していました。
    これにより、宅外からのリモートアクセスができて便利でした。
    貸与品ですし、VPNサーバー機能を使いたいユーザーはニッチだと思うので、機能が搭載されていなくても仕方がないかな。。。と思います。


  • RT-AC65U APモードではOpenVPNサーバー機能は使えない

    OpenVPNサーバー機能が欲しいなら、手っ取り早くRT-AC65Uを接続すればいいのでは?と思いました。
    KAON KCM3100がルーターとして稼働していることもあり、RT-AC65UをAPモードにしてみたところ、OpenVPNサーバー機能は使えないことが分かりました。

    RT-AC65UでOpenVPNサーバー機能を使うと二重ルーターになってしまい、設定が面倒です。
    そのため、RT-AC65Uは完全撤去することにしました。

    いままでお疲れ様でした。


  • KAON KCM3100はNAS機能がない

    あくまでもモデムですから必要十分なルーター機能しかありません。
    USBポートも搭載していないですし、NAS機能もございません。

    12Mコース時には、NASを使用するには回線速度がネックになるため使っていませんでした。

    しかし、1Gコースに変更になりUP 100Mbps / Down 1Gbps とNASを設けても実運用できると判断しました。

    そのため簡易なものでいいのでNASがほしいのです。

どうするか?

 

ないないと嘆いていても前進しません。

自分が課題だと思った点について、現時点での最適解を見つけました。

 

それは、Raspberry Pi(Raspberry Pi 4 Model B)を使うです。

 

課題が解決できます。

 

  • VPNサーバーがない

    Raspberry Piで構築したことがあります。



  • NASがない

    宅外からもアクセスできるストレージが欲しいだけなので、
    VPN + Samba = NAS とすればOK。

 

 

それにメリットもあります。

  • RT-AC65Uと比べて省スペース

    Raspberry Piは小型です。
    設置場所も融通が利きます。



  • RT-AC65Uと比べて省電力(かもしれない)

    Raspberry Pi に取り付けるUSB機器やファンの数、使用状況によって消費電力は異なるのでなんとも言えませんが、省電力になりそうな気がします。

    ちなみにRT-AC65Uは 12V 2A(最大)なのでMAXの消費電力は24Wです。

    Raspberry Pi 4 Model Bは5V 3A(推奨)なのでMAXの消費電力は15Wです。



  • 機能の追加ができる

    Raspberry Piに必要なパッケージをインストールすればほしい機能が追加できます。

 

 

 

ということで、RT-AC65Uを撤去したことで発生した課題は全部Raspberry Piで解決することとしました。

 

 

今後、Raspberry Piで実現できたことは追記していこうと思います。

 

 



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